KATA KATA/カタカタ 倉敷意匠計画室 印判手 なます皿 (群れ)
独自の世界観にあるれている松永武さんと高井知恵さんご夫婦による型染めユニット「katakata(カタカタ)」さんと倉敷意匠計画室が一緒に作った「印判手」のお皿シリーズ。
この商品の印刷手法である印判手の銅版転写法は、呉須(ゴス)と呼ばれる顔料で和紙に印刷した転写紙から、絵柄を素焼き生地に移し取るものです。
銅版転写による印判手の皿には、手作業から生まれる絵柄のカスレや切れ・にじみ・色抜け・色ムラといった多くの欠点が見られます。お皿一枚一枚に個体差はありますが、なにかしらのこうした要素は必ず含んでいるとお考えください。
そういう意味で印判手皿は、完璧な仕上がりをお好みのお客様に向くものではありません。
しかしながら、ある種特定のお好みを持つお客様にとっては、その欠点さえもが愛おしく、魅力に思えてしまうような、唯一無二なうつわとも言えるものなのです。
メーカー | KATA KATA 倉敷意匠計画室 |
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サイズ | 直径約15×高さ約4.4cm |
材 質 | 磁器 |
生産国 | 愛知県 |
備 考 | 電子レンジ可、オーブン× |
KATA KATA
kata kata(カタカタ)は、松永武さんと高井知絵さんご夫婦による型染めユニット。
2004年、共にオランダの芸術アカデミーに短期留学したあと、型染めユニットkata kataとしての活動をスタート。
お二人の生み出す作品は、さまざまな動物や草花がモチーフとなり、
のほほんとした温かみのなかに、くすっと笑いがもれるようなストーリーを感じさせてくれるものばかりです。
ちなみに、ご実家が型染め工房であったという高井さん。
新鮮な空気を型染めの世界にもたらしつつも、型染めが持つ独特の決まりごとや伝統を、きちんと踏襲されています。
また、デザインは二人がそれぞれアイデアを出し合うのだそう。
きっとそのやり取りのなかで、遊び心溢れるデザインが生まれるのでしょう。
普段の生活に、小さくも明るい変化をもたらしてくれる型染めです。